「エリザベート中毒」 軽度から中度へ!?<その3> 貫禄のシシィとイケメントート閣下。

日記

いや~、本当にエリザベートはチケット難ですね(>_<)
イープラス先着先行も撃沈しました(T_T)
すぐに「残席がありません」となってしまいました……。

「るろうに剣心」と同じくらいかな?とタカをくくっていましたが、個人的な感触ではそれ以上ですね。

これは人によって感覚は違うのでしょうか。

とチケットの話は置いといて……。
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「ウィーン版エリザベート」DVD(2005年に収録)のキャストは、
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<エリザベート、オーストリア皇后>
マヤ・ハクフォート

<ルイージ・ルキーニ、エリザベートを暗殺した男>
セルカン・カヤ

<トート、エリザベートの愛人>
マテ・カラマス

<皇帝フランツ・ヨーゼフ、エリザベートの夫>
アンドレ・バウアー

<皇太后ゾフィー、エリザベートの姑>
エルゼ・ルードヴィッヒ

<大公ルドルフ、エリザベートの息子>
フリッツ・シュミット

<バイエルン公マックス>
デニス・コジェルー

<公女ルードヴィカ>
ルツィア・ニストラー

<皇太子ルドルフ、少年>
ヨハン・エーベルト
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と、DVDの付録の本の「キャスト」のページに書いてあります。
これ↓は、「出演」というページです。
「ウィーン版エリザベート」キャスト

まず、「トート、エリザベートの愛人」ってなんじゃ??
と思いませんか?

宝塚版エリザベートですと、“トート=黄泉の国の帝王”
ですよね。「愛人」って書かれると何とも野暮ったいというかカッコ良さがあまりないですね。
でもウィーンミュージカル「エリザベート」ではそういう設定のようなので仕方ないですね。黄泉の帝王というイメージはおそらく宝塚版(あと、東宝版も)ならではなのかも知れませんね。

どうやらトートというキャラにはモデルがあるようでして、
エリザベートが若い頃から尊敬し憧れていたドイツの詩人、ハイネをモチーフにしているみたいです。
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≪革命詩人・ハインリヒ・ハイネ≫
クリスティアン・ヨハン・ハインリヒ・ハイネ(Christian Johann Heinrich Heine, 1797年12月13日 – 1856年2月17日)は、ドイツの詩人、作家、ジャーナリスト。デュッセルドルフのユダヤ人の家庭に生まれる。名門ゲッティンゲン大学卒業、法学士号取得。当初は商人、ついで法律家を目指したが、ボン大学でA・W・シュレーゲルの、ベルリン大学でヘーゲルの教えを受け作家として出発。『歌の本』などの抒情詩を初め、多くの旅行体験をもとにした紀行や文学評論、政治批評を執筆した。1831年からはパリに移住して多数の芸術家と交流を持ち、若き日のマルクスとも親交があった。

文学史的にはロマン派の流れに属するが、政治的動乱の時代を経験したことから、批評精神に裏打ちされた風刺詩や時事詩も多く発表している。平易な表現によって書かれたハイネの詩は、様々な作曲者から曲がつけられており、今日なお多くの人に親しまれている。
─ 以上、ウィキペディアより引用 ─
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劇中も「ハイネ」がセリフの中に出てきます。
上記の説明を読んで気になったのが、「多くの旅行体験をもとにした紀行や文学評論、政治批評を執筆した。」というところです。
エリザベートもウィーンにはほとんど留まらず、常に旅行をしていたとの事ですがこれは、もしかしたら多少はハイネの影響を受けての行動だったのかも知れないな、と思いました。

キャストについてのざっくりとした感想は、
エリザベート役のマヤさん、貫禄、圧巻の歌声です。
後の「特典映像」に入っているインタビュー映像で語っていましたが、エリザベートの演じていた後半2年間くらいはとても演じやすかったと言っていました。もしかしたエリザベート皇后ご本人が降臨していたのかも、と思いました。もはや演技を超えています。演技もですが歌声も素晴らしいです。声質もいいですね。宝塚娘役さんはお若い(そして細い)ので、それと比べるとどうしてもマヤさんのシシィは、前半の少女時代はまあまあ無理がありますが、歌と演技の上手さでそんな事はどうでも良くなります。
たまに「アップはやめたって~」と思いますが(^^ゞ
あ、素顔はとてもきれいな女優さんなんですよ!

晩年のエリザベート皇后を演じている時は逆に自然です。

とにかく、感動する歌声と演技です。

 

トート役のマテ・カラマスさんは日本の東宝版トートでもおなじみです。日本語、お上手ですね~。歌ウマな人は耳がいいので外国語もすぐに習得できるのでしょうかね?
日本で演じていた時よりもちょっと若くて、ぱっと見た瞬間、
「イケメンなトート」という印象です。
ハリウッド俳優にいそうな~。
男前のうえにええ体をしてはります。だいぶ鍛えているっぽい。スロープのような舞台装置を駆けのぼったりと、トートはかなり体力がいりそうですもんね。

歌唱力はもちろん、迫力があってとってもいい感じです。
このトートを見てしまうと、東宝版トートは城田優さん以外はちょっとイメージが違う、となってしまいそうですがまあ、これはこれ、それはそれ、ですね。ヅカ版トートは中性的で妖艶なのでもっとかけ離れていますしね。

キャストの感想も長くなったので、続きはまた次回にアップするとします!
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